【インデックス投資】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資実績公開[2021年3月〜2021年12月](つみたてNISA)

2021年ももう終わりですね。
私(妻の口座で)は2021年の3月から「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の投資信託で毎月5万円の積立投資(つみたてNISA+特定口座)を行っているのですが、キリがいいので実績をまとめてみたいと思います。
投資期間は2021年3月〜12月までの10ヶ月間です。
※2022年の相場についてや、投資方法等につい書いてありますが、投資は自己責任で自己判断で行ってください。何らかのトラブルや損失・損害等につきましては一切の責任を負いません。
今回は初心者向けの記事になります。(初心者というより私の友人向けですね)
米国株の高配当投資に興味がある方は以下の記事を読んでいただけると嬉しいです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とは?

私が積立投資を行なっている「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」とは、三菱UFJ国際投信が運用しているeMAXIS Slimシリーズで、アメリカの代表的な指数であるS&P500に投資可能なインデックスファンドになります。eMAXIS Slimシリーズはどの投資信託も手数料が格安で安心してお金を預けることができます。
この記事に辿り着いている時点で本投資信託のことを知っている方がほとんどだと思うので、細かな説明は行いません。詳細を知りたい場合は公式サイトか私の友人が運営している以下記事でご確認ください。

投資実績

運用実績としては、合計504,606円を投資して
評価額が「588,083円」
評価損益が「+83,477円」
評価損益率が「+16.54%」
でした!!
5〜7%程度のリターンを期待していたのですが10ヶ月でこの成績は素晴らしいですね!!
※4,606円はクレジットカード積み立てで貯まったポイントを毎月500ポイント特定口座で同じものを買い付けした分になります。差額の106ポイントは何故か勝手にポイント貯まっていたのでスポット購入した分です。小さい金額なので気にしないでください(笑)
クレカ決済で積み立てしていると1%の利益が確定しているのですごくお得ですよね。クレカのポイント分も利益として考えた場合の元本と評価額のグラフは以下になります。
非常に綺麗な右肩上がりです。評価損益率は上下していますが、最終的には「+17.62%」とかなりの好成績でした!!
元本50万円に対して「+8.8万円」はとても嬉しい結果です。お金を銀行口座に寝かしているだけでは勿体ないことがこの結果からも分かりますよね。
今年の株価が好調であったのも理由の一つではありますが、評価損益がマイナスになったのも最初の月の数日だけであとはずっとプラスでした。

考察

はっきり言って積み立てで10ヶ月間投資して「+16%」以上のリターンがあることは通常な状態ではないと思います。積み立て投資ではなく2021年1月に一括で投資していた場合はもっとリターンが高くなっている可能性が高いことでしょう。
投資結果を確認して満足するのはいいのですが、何故このような結果になったのかを考えることも重要です。
まずはS&P500の一年間のチャートを見てみましょう。
(引用:Google finance)
年初来で「+29.52%」の上昇!!1月のはじめに100万円投資していたら129万円になっていたことになりますね。
この株高、理由の一つにアメリカのFRB(日本だと日銀のポジション)による量的緩和があります。量的緩和でお金をばら撒き、そのお金が株式市場に流入したり、消費に繋がり企業の売上アップに繋がったことが考えられます。(素人的分析かつ他にも理由は色々あると思いますのでそこらへんはご承知おきください)
お金をばら撒き続けることはできないのでいつか辞める必要があり、お金をばら撒く量をちょっとずつ減らしていくのですが、そのことをテーパリングと言います。テーパリングの終了が2022年3月末を予定していて、それが完了するとついに利上げが行われます。FRBは2022年中に3回の利上げを予定しており、金利の上昇は株式市場にはマイナス材料になります。
こういった状況もあり、来年は株式市場にとっては厳しい年になるのではないかと言われているのです。(利上げは高PER株に特に影響を与えるなどもありますが、初心者向けの記事なのでざっくりとした感じで書かせていただいています)
上がりすぎたら反動が来るのは当たり前ですよね。今年のリターンが良すぎたのでそろそろ調整してもらえないと個人的には逆に怖いと思ってしまいます。
ここまで読んで、「来年は株価上がらないなら売っちゃおう」とか「積み立ては一旦停止にしよう」とかは絶対しないでくださいね。(絶対と言いつつ責任は取りませんが)
積立投資はドルコスト平均法でいかなる状況でも脳死して積み立てを行うのが基本です。また、株価にマイナス材料になるだけで上がる可能性は全然ありますし、アナリスト予想も数%の上昇となっています。逆に株価低迷時にコンスタントに積み立てを行うことで将来的に大きなリターンを得ることができるので、私は逆に買い時だと思っています。大きく下がった時があれば積極的に購入していきたいですね。
次に為替も確認しておきましょう。
(引用:Google finance)
こちらは「米ドル/円」のチャートになるのですが、104円から115円に上昇しています。典型的な「ドル高円安」と行った状態ですね。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は「為替ヘッジ無し」なので、為替の影響をもろに受けます。円をドルに変えておくだけで+11.5%なので、今年の積立投資のパフォーマンスが高かったことも納得ができますね。
逆に「ドル安円高」の状態になれば、投資信託のパフォーマンスが悪くなりますので、そこら辺も頭に入れておきながら投資実績を確認することをおすすめします。短期的な成績で一喜一憂するのではなく長期的な目線で見るのが重要ということですね。

まとめ

投資実績をまとめるはずが、考察の分量が多くなってしまいました。
投資をしていると色々心配なことも出てきますが、リスクを取らないとリターンを得ることはできないです。株式はリスクに対するリターンがかなり大きい投資先だと思っています。以下はS&P500の長期チャートです。評価額がマイナスになったらこのチャートを見てください。長期でアメリカに投資していれば大丈夫と安心することができるはずです。
(引用:Google finance)
投資実績については私的には非常に満足いく結果でした。つみたてNISAでも投資しているので20年間はガチホ確定です。これからもS&P500に積み立てていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。